聴覚情報処理障害(APD)の検査を受けた

元々人の話を聞くのが苦手で、どれぐらい苦手かと言えば社会人の時に議事録を取るテストで自分だけ赤点を取るくらい苦手だった。

単に自分の集中力の問題かと思っていたが、聴覚情報処理障害のことを知ってからは恐らくこれだろうと思うようになった。

ただいざ検査を受けようと思っても専門で検査を行っているところがほとんどなく、実際に検査を受けられるところを見つけても予約が1年待ちだったりと中々大変だった(その間に知能テストも受けたが、こちらの検査は特に問題なかった)。

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実際に検査が始まってもその検査自体も3回くらい必要で、数か月にわたって受けることになったが、先日ようやく結果が出た。

結果的にはやはり話を聞き取る能力が人よりも弱そうとのことで、音の左右の振り分けを判断する能力や雑音下での聞き取り能力、早口での会話の聞き取り能力等にやや問題があるようだった。この内容から、必要な音を聞き取る能力が低いのではとの説明を受けた。

また特に結果が悪かったのが短いエピソードのお話を記憶するテストで、同年代の人の半分以下しか記憶できていないようだった。言語を処理する能力が低いとそういうことがあるようなので、やはり何かしら問題はあるのではという内容だった。

最終的には聴覚情報処理障害だと明言されたわけではないがやはり聞き取り能力に問題はありそうとのことで、ひとまず現状を理解することが出来て多少は安心した。

ただ結局治療法等があるわけではなく、対処のためには会話の録音や議事録を見る、メモを取る等の対応を自分で行う必要があるとのことだったので、今後はメモを取る訓練等もやってみたほうがいいかもしれない。